年末さし迫る１２月某日　-晴れ-
キャップを被って紺のトレーナー姿で現れた子安さん。
開口一番「僕、歌ダメなんですよ?！和彦さんにお任せで！」
歌は苦手！を連呼されてましたが、ブースに入り、歌い始めたとたん「かっこい?!?!」と女子スタッフの黄色い声がとびかったのは言うまでもありません。　
かなり短時間で録音は終了。その後、井上さんと二人でオーディオドラマ収録・・・
さすがベテランのお二人、こちらもすんなり終了し、本日のメイン（!?）ぶっちゃけ座談会へ!!

まだお聞きでない乙女の皆さん、この座談会・・・・最高に面白いです。
この収録に立ち会ったスタッフは、みんなお腹を抱えて大笑いです。
別にお酒飲んでませんが、テンションはアルコール度高めのテキーラ、ウォッカ並です。熱いです。そして、内容もすごいです。　収録予定時間をか?な?り越えちゃってますが、ノーカットで入っております。　曲はもちろんですが、これは必聴です！！
みんなの腹筋も鍛えられたところで、座談会収録も終わり、休む間もなく井上さんの歌の収録へ。

濃紺のスーツ姿、両ポケットに手を入れたまま歌っていた終始ダンディーな井上和彦さん。　女子も男子も「渋い・・・」と溜息溢れる数時間でした。
桐原貴人、拓哉の降らせるやさしい雨が、一人でも多くの人の胸に届きますように・・♪

実はこの茶呑書房チームが、Dropシリーズ収録トップバッターでした。
ハードなドクロ入り革ジャンでスタジオにいらした谷山起章さん。
好きなブランドが同じ、という男子スタッフと原宿の洋服屋話で盛り上がり、
喉も温まったところで、収録開始。
自由奔放な空気を身にまとった谷山さん、あまりキャラクターを意識せずに自由に歌っていただきました。
そして、鈴村さんとのオーディオドラマ、ぶっちゃけ座談会は絶妙なコンビネーションでしたー！もう、このコンビでラジオやっちゃいましょうよ！なんて場面もありつつ、お笑いのセンスもありありのお二人です。
鈴村さん、当日は体調を崩されていたにも関わらず、全くそんなことを感じさせない
仕上がりになりました。「後は、科学の力でなんとか・・・」と言っていましたが、科学の力は、あまり使っておりません。

「水の旋律」の中でもひときわエレガントキャラな一謡の二人。
今回は都会的で、大人な曲に仕上げるべく、ラップテイストを取り入れてみました！
「Freedom」は、Drop・、・曲とは違い、歌う！というよりは、いかにリズムに のるか！むしろ音程は多少はずれても、リズムからはずれたら命取り！
カラオケでラップなど歌った事のある人なら分かると思いますが、これって 本当に難しいんですよ！。　
森田成一さん、遠近孝一さん共々、やはり「難しい??」連呼の収録となりました。
歌っては確認し、「うーん、惜しいですね。ほんの半拍遅いです。もう１度お願いします」
また歌っては「うーーん、非常に惜しいです、半拍早かったので・・・ではもう１度・・・」
でも、ここはプロフェッショナルなお二人、例えばディレクターサイドがOKを出しても、 「納得いかないので、もう1度！」というやりとりの結果、この素敵な曲ができあがったのです。
そして、もう水旋キャラクターソングCDでなくてはならない（！？）ぶっちゃけ座談会！ここでは、エレンガントだけじゃあ男はつまらないよね！という人の為に、非エレガント（すみません！！）なトークもしていただけました。 クールな一謡のリズムに揺られてみてはいかがでしょう♪

水旋Dropシリーズも、これで最後の収録になってしまいました。
ちょっぴり寂しい気持ちで現場に向かい、最初に歌収録をする檜山修之さんを待っていました。
颯爽と登場された檜山さん、「難しい曲だね?」と言っておりました。
そうなんです！聞いているとそんな感じはありませんが、この曲もリズムを取るのが非常に難しいんです。
確かにDropシリーズは、リズムの難しい曲、多いですね・・・はい・・
チームHUNTERは、とにかく攻撃的で熱いイメージにしたかったので、例えリズムが多少崩れようが、音程が上下しようが、勢いが勝負なんです！！
ところで当日は、声優グランプリさんの声優業界密着レポート「現場におじゃまします！ッ」（2006年３月号掲載）取材もあったりで、いつもの収録より人も多く、賑やかな現場になりました。ご覧になってくれた方も多いと思いますが、レコーディングの流れや雰囲気など、少しは皆さんにお伝えできたかな、と。　あんな感じでやっております！
そんな訳で、少々緊張気味になりながらも、斎賀さんの歌収録へ。
斎賀さんは「水の旋律」ゲーム本編のOP/EDも歌われていたりで、「ワオッ！まさにハンタ?！！」と私はひとり呟いていました。　　
檜山さん、斎賀さんの歌声、熱く尖ってていいです！

♪How about
「Keep on smile」♪
DropＩＩ〜茶呑書房〜　曲のテーマは、“さわやか、元気”
キャラクターにぴったりのキャッチーで明るい前向きポップス。

「今の僕らが生きるのは、辿り着きたい何かがあるから」
色々あるからこそ、笑顔でいることの大切さ、難しさを手塚京輔、新野憲吾の視点で描いた曲。 谷山起章ｖｓ鈴村健一　なんとも息の合ったお二人です☆

♪How about
「Freedom」♪
DropＩＩＩ〜一　曲のテーマは“大人”
都会的で完璧なイメージのチーム一謡の信念を、ゆったりとしたリズムにのせて歌った
ミディアムバラードです。それぞれのソロver,には、デュエットver,では聞けないテンションでの歌詞が聞けます。

「My　Freedom time 羽を伸ばし　ためらい忘れよう…」
森田成一ｖｓ遠近孝一　　　凛々しく上品な世界です☆

♪How about
「雨を抱きしめて」♪
DropI〜九艘〜　曲のテーマは“やさしい雨”
アコースティック感溢れるキレイ切ない王道バラード。

「僕らのできるすべてで君を守ってゆくから・・・」
デュエットver.には、ソロver.には入っていないアノ言葉が入ってます。 アノ言葉・・・！　是非、寝る前にそっとヘッドフォンで聞いてみて下さい!!　 井上和彦vs子安武人、限りなくやさしい旋律です☆

♪How about
「Pulse」♪
DropIV 〜HUNTER〜　曲のテーマは“激しさ”
攻撃的なギターが全編をかけぬけ、Dropシリーズ全作品にコーラス参加している「東京弾丸小僧」のスパイスも効いた、疾走感溢れる曲。

「高く強く　波打つ鼓動を響かせろ」
檜山修之ｖｓ斎賀みつき　　　孤独で勇ましい歌声です☆